激しいブレーキングで真価を発揮する高性能ブレーキオイル”RP300”
◆規格:DOT4 [FMVSS 116] JIS K2233 BF-5
◆主成分:ポリグリコール系(非鉱物油)、ポリグリコールエーテル、ボーリックエステル
◆ドライ沸点:308℃
◆ウエット沸点:202℃(3.7%wet)/260℃(1%wet)
◆密度:1.083(15℃)
◆動粘度(cst):1500以下(-40℃)/2.4(100℃)
[ 特徴 ]
1.高沸点を確保して低温流動性にも優れ、外気温に左右されず広範囲に優れた性能を発揮します。
2.高負荷、高温などの過酷な条件で安定した踏力やクイックレスポンスを実現し、常に安定した良好なペダルタッチを保ちます。
3.サーキット走行からハードなワインディングロード、ストリート走行における激しいブレーキングで真価を発揮。高温・高熱の影響を抑え、確実な制動・ブレーキタッチが得られます。
4.高い粘度指数と低い流動点を持ち、高い熱安定性を持つグリコールベースのブレーキフルードです。耐吸湿性に優れているため、ゴム・シール類を侵さず、あらゆる走行で高沸点を維持します。
5.ブレーキ内部をクリーンに保ち金属素材やシールとの馴染みもよく、これらを傷めません。
6.カーボンブレーキ、ABSにも最適な性能を実現します。
7.用途は二輪、四輪を問わず、競技用・スポーツ走行から一般用まで幅広く、激しいブレーキングで真価を発揮します。
ブレーキは、運動エネルギーを熱エネルギーに変換して車速を落とします。
したがって競技用ブレーキフルードには特に高耐熱性能(高い沸点)が求められ、ストリート用には吸湿時(長期間使用時)にも高耐熱性能ができるだけ低下しないこと、さらに低温性能といえる凝固点の低いことが重要です。
またブレーキシステム作動油としては、近年の車の細いブレーキライン(特にABS)を考え低めの粘度であること、安定した作動を得るために温度による粘度変化が安定していること、システムの安全作動に関してブレーキシステム内の金属・ゴム類への攻撃性が低いことも重要です。
[ 用途 ]
・四輪者(国産車・輸入車)用ブレーキフルード
・二輪用(国産車・輸入車)用ブレーキフルード
・競技・スポーツ走行
・一般公道走行
・カーボンブレーキ・ABS対応
[ ご使用上の注意 ]
◎RP-300をご使用になる場合は、今までのブレーキフルードと完全に交換してください。
◎ブレーキマスターシリンダーサプライタンクのキャップをしっかり閉めてください。
降雨時にはサプライタンクのキャップをなるべく開けないようにして下さい。
◎残りのRP-300はコンテナ缶のキャップをしっかり締めて冷暗所に保管してください。
◎他のブレーキフルードが混入しないようご注意下さい。
◎ 鉱油系ブレーキフルード、シリコン系ブレーキフルードとの混合は不適合です。